介護に携わるために必要な様々な研修を行っています。
現在、私たちが暮らす日本の社会は、年々少子高齢化が進んでいます。
それにともなって深刻になる介護の問題を社会全体で解決するために、公的介護保険制度が2000年4月1日よりスタートしました。
介護給付費は、40歳以上の方からの介護保険料と国・都道府県・市町村の公費によって賄われ、要支援・要介護の認定を受けた方は、1~2割の自己負担で様々な介護サービスを利用することができます。
介護保険を使って様々な介護サービスを受けられる方(被保険者)は、年齢によって次のように2種類に分けられます。
第1号被保険者は、住所地の市町村に保険料を納め、介護が必要になった場合には、介護保険サービスを利用できます。
寝たきりや認知症などで介護を必要とする状態(要介護状態)の方や、常時の介護までは必要ないが、日常の生活に支援が必要な状態(要支援状態)の方が サービスを受けられます。
初老期の認知症、脳血管疾患など特定の疾病(下記参照)により介護を必要とする状態の方や、支援が必要になった方がサービスを受けられます。
食事は、私たちの命をつなぐために欠かせないものです。
流動食が必要な人たちにも、なんとか食材それぞれの鮮やかな色合いや風味、匂いや食感を含めて味わっていただきたい。低農薬で糖度と栄養価が高い食材に私たちがこだわる理由は、そこにあります。
介護で必要な事として転倒リスクを回避する事が重要です。例えば、下記のような対策があります。
玄関での昇降に不安がある方に。
廊下や居室の段差の解消に。
すべると危険なところに設置します。
アイケアでは、介護を学びたい方へホームヘルパー2級養成講座や福祉用具専門相談員指定講習、介護職員初任者研修など、積極的に人材育成に努めています。
ホームヘルパー2級は、平成25年4月から『介護職員初任者研修』に移行されました。
高齢社会を迎え、介護の仕事の需要は増加の一途をたどり人材不足も否めません。そんななか、キャリアパスの簡素化にともない、介護の仕事で生涯働き続けることができるようにするために改正がされました。
この『介護職員初任者研修』は、介護職の入り口の研修として位置づけられ、在宅・施設問わず介護職としての基礎知識・技術が習得できるように、改められています。
福祉用具専門相談員とは、介護に必要な用具のレンタル・販売の際に、選び方や使い方についてアドバイスをする専門職です。
この講習では、要支援状態、要介護状態にある高齢者に対し、適正かつ質の高い用具提供および相談サービス提供を行う上で必要とされる知識・技術を身につけ、高齢社会への対応・寄与することを目的とします。